自己流のゆるゆるストレッチで腰痛改善

30代の頃から腰痛持ちで、ぎっくり腰まではいかないまでも、腰の痛みで椅子から立ち上がれなかったり、台所の洗い物も腰に負担がかかって辛いこともしばしばでした。特に痛みが激しいのは朝起きた時で、筋肉が固まってしまうような感じで布団から立ち上がるのがものすごく辛い毎日でした。
起き上がってしばらくすれば痛みも和らいでくるのですが、それまではあまり動き回らずおとなしくしていました。

50を過ぎてからは年齢的な事もあるから仕方ないと思いつつ、大阪のAGAスキンクリニックの仕事を減らし自分の時間が出来たのを機に、腰痛に関していろいろ調べてみました。
ネットサイトやyoutubeなどいくつか参考になる情報がありました。
そして寝る前と起きた時に筋肉を柔らかくすることが大切だと言う情報が何故か心に引っかかりました。

実は姪っ子がスポーツクラブのインストラクターをしていたので、腰のストレッチは負担を繰り返すと逆に悪化するから注意が必要だと言いう事を聞かされていました。

そこで、腰をダイレクトに鍛えるのはまずいと思い、負担なく筋肉を和らげるストレッチを自己流でやんわりと試しに続けていました。
姪っ子にその話をすると、意外ですが、お尻から足にかけての筋肉を伸ばして柔らくする事が腰痛に効果があるとの事でした。
寝転がり両足を膝を曲げて立て、片足をもう片足に引っ掛けます。
椅子で足を組むような形になります。
組んだ両足を両手でそのまま体にくっつけるように引き付けるのですが
これをするとお尻から腿にかけての筋肉がピーンと伸びる感じがします。
これを左右30秒間維持するのですが、痛すぎない気持ちがいい程度で行います。

これを続けて数日後、あんなに長年辛かった朝起き抜けの腰がいつもほど痛くなくなっていました。
名前のあるようなストレッチではなく、自分で気持ちがいいようにやっているだけなのですが、私には効果があったようです。
いまではこのストレッチをしないと不安になる程、私の安心材料になっているので、この先も出来る限り続けて行こうと思っています。
誰にでも効果があるのかはわかりませんが、自分に合った健康法と言うのは本当にあるんだと実感しています。

なのでかれこれ1年間、寝る前と起きた時に必ずストレッチをしています。
これをするとしないとでは明らかに大きな違いがあります。
完治とはいきませんが、柱につかまって立ちあがっていたのが、自分一人で立ち上がれるようになりました。