水素水は、心臓外科にかかるレベルの虚⾎性⼼疾患はともかく、美容や健康などに効果があるといわれています。
女優なども飲んでいることから、急激に注目されることになりましたが、ネックとなるのが「値段が高い」ということです。
200~300mlくらいの量なのに、500mlのジュースなどよりも高い値段で売られているのです。
毎日飲み続けることで意味があるのに、値段が高いと続けるのは困難です。
しかし実は、水素水は自宅でも作ることができます。
そのやり方には三つあるので、一つずつ見ていきましょう。
一つ目は、「水素ガスを直接水に溶かす」。
これは非常に簡単で、水に水素ガスを直接入れ、バブリングして混合させます。
自宅で作る際は、一般的に水素水サーバーを使います。
バブリングするため、出来上がる水素水は白濁した状態になっています。
この方法で作った場合、水素水を水に溶かすというよりも、気体の水素を水と共にそのまま飲むという感じになります。
簡単かつ短時間で作れる方法なため、自宅で水素水を作る方法としては主流といえます。
二つ目は、「マグネシウムを使う」。
これも非常に簡単で、マグネシウムと水を混ぜて放置するだけです。
自宅で作る際は、「マグネシウムスティック」と呼ばれるマグネシウムを含有したセラミックスティック製品を使います。
マグネシウムスティックの主な成分は、マグネシウム・サンゴ・トルマリン抗酸石などが挙げられます。
製品によって製法や生成にかかる時間に差がありますが、マグネシウムの含有量が多いマグネシウムスティックを使えば、濃度の高い水素水を作ることができます。
三つ目は、「電気分解を利用する」。
この方法は、水素ガスを使う場合と同じく水素水サーバーを利用するので、非常に簡単です。
ちなみに、電気分解タイプの水素水サーバーは、置き型からタンブラータイプまでさまざまなものがあります。
そして、これら以外にも、「お米を使う」という方法もあります。
よく洗った小さじ1杯のお米を、1Lの水に浸けて48時間置いておくだけです。
ただし、独特のにおいがあったりするので、掃除などに使ったほうがよいでしょう。